消炎鎮痛.com shouen-chintsu.com

整形外科領域向けインドメタシン情報サイトです

お問い合せ

文字サイズ

  • 文字サイズ小
  • 文字サイズ中
  • 文字サイズ大

消炎・鎮痛貼付剤使用時のポイント

貼付剤の貼り方・はがし方

使用前

患者に貼付剤を処方する際には、以下の点を考慮する。

  • 処方された製剤の成分に対して、過敏症の既往歴がある
  • アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴がある
    ※ケトプロフェン製剤に関しては特に下記も確認する。
  • チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラート並びにオキシベンゾン及びオクトクリレンを含有する製品(サンスクリーン、香水等)に対して過敏症の既往歴がある
  • 光線過敏症の既往歴がある
  • 妊娠後期
  • 患部を清潔にし、汗などでぬれている場合はよく拭き取る。
  • 損傷皮膚および粘膜、湿疹または発疹の部位には使用しない。
  • 温感タイプ貼付剤およびサリチル酸製剤に触れた手で、眼、鼻 腔、口唇等の粘膜に触れないように注意する。
  • 温感タイプ貼付剤の入浴前後における注意点
  • 入浴の30分以上前にはがす。
  • 入浴後直ちに使用しないよう注意する。

貼り方

はがれやすくなる原因となり、皮膚にも負担がかかるため、貼付剤は引っ張りすぎない。中心部から両端へ貼付するようにする。
パップ剤は必要に応じ、テープ等で保定することが望ましい。
腰など広い場所に2枚以上貼る場合には、少し離して隙間をあけて貼る。
関節などの屈曲部は貼付剤に数カ所切り込みを入れるとはがれにくくなる。切り込みは、体型に合わせて長さを調節したり、痛い方が広く覆われるよう位置を調節するとよい。

  1. 1

    はじめに、2つに折り曲げ
    ①をはがし、患部に貼る。

  2. 2

    ②または③のフィルムを
    はがしながら貼る。

  3. 3

    残りのフィルムを
    はがしながら貼る。

1

フィルム面を手前にして、
親指と人差指ではさんで持つ。
2本の指をすり合わせると、
フィルム面が薬剤から離れるので、
つまんではがす。

はがし方

皮膚を押さえて貼付剤をめくり、皮膚に沿って平行にゆっくりとはがす。
体毛の流れに沿ってはがす。
はがしにくい場合は無理にはがさず、水やぬるま湯で湿らせるか、被膜剤や剥離剤を使用すると、はがれやすくなる。
高齢者は皮膚が薄いため注意が必要である。

  1. 1

    皮膚に沿ってはがす

  2. 1

    体毛の流れに沿ってはがす

  3. 1

    垂直方向にはがさない

貼り替え時の注意点

続けて貼る場合には、はがしてからすぐに貼らずに少し時間をあけて皮膚を休ませてから貼る。
同じ部位に貼る場合には、患部をよく拭いて貼付剤の残りを取り除く。貼る場所も同じではなく、少しずらした方がよい。

MEMO 「貼り替え時に時間をあけるのはなぜ?」

皮膚のバリア機能を評価する指標のひとつに、経表皮水分蒸散量(transepidermal water loss:TEWL)がある。正常皮膚で角層をテープストリッピングして剥離すると、皮膚のバリア機能は低下してTEWLが増加し、水分含有量の高い角層が現れるが、その後もTEWLの測定を繰り返すと、TEWLは通常、ストリッピング直後から減少しはじめ、数時間でストリッピング前の値に回復する。皮膚のバリア機能回復のためにも、貼り替え時には時間をあけ、皮膚を休ませることが重要である。 *セロハンテープなどの粘着テープを皮膚に貼り、はがすことで角層を除去する手法のこと。

ページの先頭へ

このホームページで提供している情報は、医療用医薬品を適正にご使用いただくため、
日本国内の医師、歯科医師及び薬剤師などの医療関係者の方を対象に作成されたものです。

あなたは医療関係者ですか?